エクセルは、データを整理したり、計算したりするのにとても便利です。その中でも「マクロ」は、よくやる作業を自動でこなしてくれる便利な機能です。しかし、マクロを使うためには、まず設定を変更して有効化しなければいけません。
この記事では、エクセルでマクロを有効にする方法をわかりやすく解説します!
1. マクロとは?メリットは?
マクロの意味
マクロは、エクセルの「VBA(Visual Basic for Applications)」という特別な言語で作った、自動で作業をしてくれるプログラムです。たとえば、毎日のデータ整理や、たくさんのシートにまたがる計算をワンクリックで終わらせることができます。
マクロのメリット
- 作業時間の短縮: 手間のかかる作業も一瞬で完了
- ミスの減少: 手作業による入力ミスを防止
- 再利用可能: 一度作成したマクロは何度でも使える
マクロの使い道
- 売上データの集計
- 複数シートのデータ処理
- 繰り返し作業の自動化
2. マクロを使う前の準備
注意点: あやしいマクロに気をつけよう!
マクロはとても便利ですが、悪意のあるマクロも存在します。知らない人からもらったエクセルファイルでは、むやみにマクロを有効にしないようにしましょう。
エクセルのバージョン確認
この記事は「Microsoft Excel 2016」以降のバージョンを対象としています。もし画面が異なる場合は、エクセルのバージョンが古い可能性があります。
3. マクロを有効にする方法
方法①: トラストセンターから有効化する
- エクセルを開く
- 「ファイル」タブ → 「オプション」
- 「セキュリティセンター」 → 「セキュリティセンターの設定」
- 「マクロの設定」 から以下を選ぶ
- すべてのマクロを無効にする (通知なし)
- 通知を表示して無効にする (おすすめ)
- 通知を表示して有効にする
- すべてのマクロを有効にする (危険なので非推奨)
- 「OK」をクリックして保存


4. 開発タブの表示とVBAエディタの起動
開発タブの表示方法
- 「ファイル」 → 「オプション」 → 「リボンのユーザー設定」
- 「開発」にチェックを入れて「OK」をクリック
VBAエディタの開き方
- 「開発」タブをクリック
- 「Visual Basic」を選択すると、VBAエディタが開く
5. マクロを使うときの注意点
- 信頼できるファイルで使う: あやしいマクロはセキュリティリスクがある
- 定期的にバックアップ: マクロの操作ミスでデータが消えることも
6. まとめ
エクセルでマクロを使うためには、まず設定を変更して有効化する必要があります。マクロを上手に使えば、毎日の作業がとても楽になります。最初は簡単なマクロから始めて、少しずつ慣れていきましょう。
VBAマクロは基本独学です(´;ω;`)
最初は下記の参考書をもとに勉強するのが近道かと、、、
これで、エクセルでマクロを有効にできます!ぜひ試してみてくださいね! 😊
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